誰かに伝えたくなる豆腐
豆腐は、日本人の生活に古くからある食材だ。
当たり前の存在だが、
美味しい豆腐が食卓に並ぶとき
人はきっと笑顔になる。
豆腐とは食卓に小さな幸せを与えてくれる
存在だと私は思う。
小さな幸せを毎日届ける、
そんな豆腐作りに魅せられて
七年余りが過ぎようとしている。
シンプルなものだからこそ奥が深い
そんな豆腐の美味しさを改めて伝えたい。
だから、今日も私は豆腐を作る。
手作りのとうふはおいしい
豆腐は本当にシンプルな食べ物です。
大豆と水、そしてにがりだけで出来ています。
だから素材の味、つくり方で差が出るのです。
まず大豆。
うちで作る豆腐は木綿、絹、おぼろの3種類。
それぞれに合う大豆が違う。
温度管理や熟成で豆の旨さを
極限まで引き出します。
そして水。
鳥取は水の豊かな地であり栄養を
たっぷり含んだ地下水は平尾とうふの
雑味のない風味にはとって欠かせないものです。
シンプルなものだからこそこだわる。
風味にこだわり、手作りにこだわり、
山、川、土など自然のすべてから恵みをいただき
平尾とうふはできています。